産経新聞
≪独・印ブラジル 決議案修正を検討 ≫
【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指すドイツ、インド、ブラジルの三カ国が、アフリカ連合(AU、五十三カ国)の支持を得るため今年一月に再提出した安保理拡大の「枠組み決議案」の一部修正を検討していることが二十日、明らかになった。アフリカ諸国への二つの新常任議席を当面輪番制とするという案だ。四カ国グループ(G4)として共に活動してきた日本は「よく検討してから(支持するかどうか)決めたい」(大島賢三国連大使)と慎重な姿勢を見せている。 三カ国の外交筋によると、修正案は「アフリカ諸国への常任二議席はアフリカ自身が二カ国を選出できるまで輪番制とする」というものだ。 日本などG4は昨年七月、常任理事国を六カ国、非常任理事国を四カ国追加し、安保理を全体で二十五カ国に拡大するとした「枠組み決議案」を第五十九回国連総会に提出した。しかし、新常任理事国への拒否権付与などを求めるAUとの決議案一本化に失敗し、廃案となった。 AU内では常任理事国入りへの意思を明示したナイジェリアや南アフリカなどがG4との共闘に前向きな姿勢を見せたが、エジプトやアルジェリアが強硬に反対し連携できなかった経緯がある。今回の一部修正案では「輪番制」という各国に平等な機会を設けることにより、国連の大票田であるAUからの支持を得る狙いがある。 インドなどの三カ国は今年一月、枠組み決議案を六十回総会に再提出した。日本は「米国と真剣な協議を行っている」として共同提案国に加わらなかった。
【2006/04/21 大阪夕刊から】
そろそろBRICSの台頭が本格化しそうですね。
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